アメリカの製造業は復活できるのか?

すべて

 トランプ大統領はアメリカの製造業を復活させようと目論んでいらっしゃるようですが、巷では既に技術者が少なくなっているので簡単には無理だろうと噂されています。おそらくトランプ大統領もご存じで、その辺りの手を打ってこられるだろうと想像してます。但し、それだけでも世界に冠たる「最終商品」を作ることは、長年メーカーで勤務してきた私の視点では難しいと思います。不足しているのは「メーカーの心」です。詳しくは書きませんが、図面に表現されない問題・課題をどう解決して製品に取りこまれないようにするのかということです。
 日本製品の品質が下がり始めた時期がありましたが、あれは製造を請負に切り替えた時期とかさなるように思います。
「心」以外にもう一点重要なのが、技術的な話ですが部品の「公差」です。レクサスが何故高いのかと言うと、求められる部品の公差が小さいからです。
 私は以前ではありますが、アメリカに計10年ほどいました。特に「心」に関してはそれほど変わっていないのではないかと思います。

ちなみに中国企業にいくら教えても通じませんでした(^^;)

タイトルとURLをコピーしました