ヨシュア記(旧約聖書)について:ヨシュア記は神の名の下に進んだ一方的な殺戮ですが、デジャブな感じがします。かつてはアメリカのGo Westとインディアンの殲滅、いまのガザ侵攻。
ヨシュア記は24章までありますが、13章までのポイントのみ書き記します。読んでると気持ち悪くなりますのでご用心。日本なら子供には読ませないかも知れませんが、アメリカでは平気でそのまま読ませます。逆に隠したらバチが当たります。なるほどですね。教育は恐ろしい。
【第1章】
モーセの死後、神はヨシュアに「一生の間、あなたの行く手に立ちはだかる者はないであろう。わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない」と言い、更に「あなたが民を率いてヨルダン川を渡ってカナンの地に行け」と命じる。それを受けてヨシュアは民に進撃の意思を宣言する。
【第2章】
ヨシュアはエリコ(カナンにある町)という場所に2人のスパイを送り、彼らはラハブという名の遊女の家に入って宿泊した。しかし、それに気づいたエリコの王はラハブのところに人をやった。その時ラハブはその2人をかくまった。
その後、ラハブは2人に、神がこの地をイスラエル人に与えてようとしていることは知ってると話し、更にエリコにいる人達はヨルダン川の向こうでいくつかの国が滅ぼされて占領されたという話を聞いている恐怖に震えていることを伝えた。2人は「神がこの地を与えて下さる時は、私たちはあなたに誠実にお返しをしよう」と約束した。そして帰り際に2人は「私たちが侵攻のために再びここに戻ってきたときは窓に赤いひもを結びつけて、助けてほしい人達を全てあなたの家に集めておきなさい」言って去った。その後ラハブは窓に赤い紐を結びつけた。
【第3章】
神の力で流れがせき止められてヨルダン川を渡った。
【第4章】
彼ら全員がヨルダン川を渡った後、神はヨシュアに、ヨルダン川の底から12個の石を取って、それを12部族に見立てて、今日の宿営地に置く様に命じた。
その日に武装した4万人がヨルダン川を戦闘に向けて渡った。
【第5章】
ヨシュアはエリコの町の近くまで来た。
下を向きながら歩くヨシュアが顔をあげると、一人の剣を持った人が前に立っていた。
ヨシュアは、貴方は敵か味方かと尋ねると、「私は神の軍の将軍としてここに来たのだ」
と言う。ヨシュアは彼にひれ伏して「神は私に何かをお告げになるのでしょうか」と尋ねた。彼はヨシュアが立っている場所は聖なる場所なので履物を脱ぐようにと言ったので、ヨシュアはそれに従った。
【第6章】
エリコの町の城門は固く閉ざされて誰も出入りできなかった。神はヨシュアに、戦士たちに町の周囲をが7回まわらせ、祭司たちが笛を吹いた時に勝どきの声をあげれば町の城壁が崩れるだろうと言った。そうすると確かに城壁が崩れたので攻め入って、ラハブの家以外のすべての人を殺した。そして町の財宝を奪った後に町に火を放って焼き尽くた。
ヨシュアは「エリコの町を再建しようとする者は神の前に呪われる」と言った。そしてその噂は各地に広がった。
【第7章】
全滅させる時は金銀以外の財宝を全て焼くという命令であったにも関わらず、アカンが物を持ちかえってしまったので神はイスラエル人に向かって怒っていた。
ヨシュアはエリコの次はアイという町を全滅させようと思ったので偵察を送ると、3000人もいれば十分だと報告を受けた。そこで3000人がアイに向かったが、アイの人は逆にイスラエル人を36人殺して更に追い討ちをかけてきた。しかも3000人は恐怖に震えて一斉に逃げ出してしまった。ヨシュアはそれを聞いて、「ああ神よ。イスラエル人が背を見せて敵前逃亡したという噂でみ広まれば、カナン人が鼓舞されて私たちを滅ぼすかも知れない。神よ、貴方はどうなさるおつもりですか?」と尋ねた。
神は「イスラエル人は町を全滅させる時に焼くべきものを持ち帰って自分の物にするという罪を犯したので、イスラエル人は敵の前に立でず、逆に敵に背中を見せたのだ。持ち帰ったものをすべて焼き払わないなら、私はイスラエル人に加護は与えない」と言った。ヨシュアは翌朝早くアカンに焼き払うべき物をずべれ出すように命じた。そして、アカンと彼の財産全てをアコルの谷へ連れて行って彼を石打ちにし、彼の財産を全て燃やした。
神はこれによって怒るのを止めた。
【第8章】
神はヨシュアに全ての民を連れてアイを攻撃するように命じ、更に町の後ろに伏兵を置くよに命じた。アイを攻撃しようとすると、アイの兵が反撃に出てきたのでヨシュアは一旦逃げた。アイの民は全員でヨシュアの軍団を追ってきた。その間に隠れていた3万人が街に侵入して街に火をつけた。アイの兵は挟み撃ちにあい、アイの王以外は一人残らず殺戮した。殺されたアイの民は12,000人に上った。アイの王だけは朝から夕方まで木に吊るして殺し、晒し者にしてからアイの町の門に死体を投げつけて、その大きな石を積み上げた。
【第9章】
ヨルダン川の対岸のヘテ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の王は
アイが滅ぼされたのを聞いて皆集まり、団結してヨシュアとイスラエル人と戦おうとした。
しかしギブオンのヒビ人だけエリコとアイの惨状知り、戦わないことを選んだ。そして、ヨシュアに会いに行き、盟約を結ぶように懇願した、イスラエル人は反対したが、ヨシュアは盟約を結んだ
その後、盟約締結時の小さな嘘がバレて、一生奴隷になることになってしまった。
【第10章】
各地の5人の王は集まって、裏切者のギブオンの町に攻め込んだ。ギブオンの人はヨシュアに助けを求め、ヨシュアは全ての兵をギブオンに向かわせた。夜通し歩いてギブオンに到着して奇襲をかけ、たくさんの敵を殺した。神が落とした大きな石で、逃げ出した敵が下り坂で大勢が死んだ。イスラエル人が殺したより、神の石で死んだ者の方が多かった。
洞穴に隠れていた5人の王は岩で閉じ込められてしまった。その間も大勢の兵士が殺された。そして閉じ込められていた5人の王がヨシュアも前に引き連れられてきた。
ヨシュアは戦士たちに戦士たちに王の首を踏みつけさせた。そしてヨシュアは兵士に向かって「貴方がたの戦う敵は、神が全てこのようにされるのである」と言って、王たちを殺した。彼らの死体は夕方まで木に吊るして晒してから、彼らが隠れていた洞穴に投げ込んで大きな岩で蓋をした。
その後、ヨシュアは殺した5人の王が治めていたマケダ、リブナ、ラキシュ、エグロン、ヘブロン、デビルの各国を滅ぼし、1人残らず殺戮した。
【第11章】
その後も各地でそこの国を殲滅して1人も残らず殺していった。その間、ヒビ人のように盟約を結ぶように懇願する国は1つも無かった。
【第12章】
イスラエル人はヨルダン川を渡ってからというもの、全部で31人の王を殺してその国を殲滅した。その結果、カナンの地のほとんどの地の占領した。
【第13章】
神は85歳になったヨシュアに「貴方は老人になったが、まだまだ占領すべき土地が残っている。
「それらの土地はイスラエル人に手に入るので、その土地の配分をクジで決めよ」と命じた。
これ以降は戦利品(土地や金銀)の分配になるので割愛。
ただ、最後に第23章のヨシュアの言葉を紹介します。
「あなたがたは、モーセの律法の書にしるされていることを、ことごとく断固として守り行ない、そこから右にも左にもそれてはならない。あなたがたは、これらの国民、あなたがたの中に残っているこれらの国民と交わってはならない。彼らの神々の名を口にしてはならない。それらによって誓ってはならない。それらに仕えてはならない。それらを拝んではならない。ただ、今日までしてきたように、あなたがたの神、主にすがらなければならない。主が、大きくて強い国々を、あなたがたの前から追い払ったので、今日まで、だれもあなたがたの前に立ちはだかることのできる者はいなかった。あなたがたのひとりだけで千人を追うことができる。あなたがたの神、主ご自身が、あなたがたに約束したとおり、あなたがたのために戦われるからである。あなたがたは、十分に気をつけて、あなたがたの神、主を愛しなさい。しかし、もしもあなたがたが、もう一度堕落して、これらの国民の生き残っている者、すなわち、あなたがたの中に残っている者たちと親しく交わり、彼らと互いに縁を結び、あなたがたが彼らの中にはいって行き、彼らもあなたがたの中にはいって来るなら、交わって、縁を結んで、互いに行き来するような中になるならば、あなたがたの神、主は、もはやこれらの国民を、あなたがたの前から追い払わないことを、しかと知らなければならない。彼らは、あなたがたにとって、わなとなり、落とし穴となり、あなたがたのわき腹にむちとなり、あなたがたの目にとげとなり、あなたがたはついに、あなたがたの神、主があなたがたに与えたこの良い地から、滅びうせる。」
ヨシュアは民をそれぞれの地に送り出して110歳の生涯を閉じた。

