(4)消費税は何に使われているのか:
・消費税法第一条第2項によれば、
「消費税の収入については、地方交付税法(昭和二十五年法律第二百十一号)に定めるところによるほか、毎年度、制度として確立された年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する経費に充てるものとする。」
とあるが、何故か一般会計に入っている。一般会計(『母屋』)に入っちゃえばドンブリ勘定にならざるを得ない。とはいえ特別会計(『離れ』)に入れば闇へと消える。本来は特別会計に入れて、かつ特別会計を透明化しで国会承認とすべきでなのでしょう。

・「社会保障の給付と負担の現状(2025年予算ベース)」という厚労省の情報では141兆円の内、保険料収入は82兆円(60%)、残りはほとんど公費(以前は税金と書いてあった)が55兆円(40%)とある。「公費」というのは、要は「保険料ではないですよ」というくらいの話で、中身はよくわからないが「税金・国債、財産からのの収益」といったざっくりした内容。結局消費税かどうかはよくわかない。


